>>39続き)
 
一度、キャラクターが出来上がってしまうと(結果を何度か出してしまうと)、それに特化した人が集まり、
そのキャラクターを活かせる環境が出来上がってしまいます。 
つまり、二番手のキャラクターは、二番手の仕事が求められ、そこで結果を出しても
「二番手のプロフェッショナル」になるだけで、そこから、一番手に繰り上がることは“ほぼほぼ”無い。
 
謎の欲を発動させて、無理矢理、キャラ変をして「一番手」になろうとすると、一気に人が離れてしまう。
自分の周りには、「二番手の自分」に惚れ、「二番手の自分」を活かせる人が集まっているので。
 
なので、代表の小林さんには、 
「事業の拡大に合わせて、キャラクターを一新する(キャラ変する)のは“ほぼほぼ”無理で、
伊吉コーラさんが業界のメインストリートを歩くことをゴールに設定されているのであれば、
最初から、王道のデザイン(メインストリートを歩く洋服)を選んでおいた方がいいと思います」 
…と、お伝えしました。
 
ダイノジ大谷さんが先日おこなったオンラインライブ『西野亮廣論』でも、
ミッシェル・ガン・エレファントやYELLOW MONKEYを例に『ビジュアル』の重要性を説かれていて、
メインストリートを歩く人間はメインストリートを歩くビジュアルをしているんです。 
メインストリートを歩くビジュアルだから、まわり(空気)が、メインストリートを歩かせるように持っていくんです。
  
CHIMNEYTOWNはいつも、『王道(どストレート)のエンターテイメント』を掲げていて、
ストーリーから、デザインから何から何まで、「王道」を貫いています。 
そうすると、世界を相手に「王道」で勝負したい人や、環境が集まってくるし、
変化球を投げようものならチーム内で八つ裂きにされます。
 
会社のロゴやカラー、商品パッケージは、そのまま「環境」に繋がるので
(そのデザイン相応の環境に僕らを連れていくので)、デザインをされる時は
「自分達はどこに向かうんだっけ?」ということを自答してみるのがオススメです。
 
現場からは以上でーす。