https://salon.jp/articles/nishino/s/c68dVgdEyIX
(※一年前のサロン記事)

今、ボンヤリと考えていることを一筆書きで
投稿日:2022.11.13

おはようございます。
日曜日の今日は仕事のゴリゴリ話をお休みして、今、ボンヤリと考えていることを一筆書きで綴ります。
#二日酔いなので短めに

■丁寧に、誠実に。

エンターテイメントの世界に首を突っ込んで、かれこれ20年以上になるので、
その時代その時代で何が(どんなアプローチ)求められているか?は分かります。

コロナは「頑張ったって無駄」という空気を作り、ついには
「成功者を引きずりおろす(他人の挑戦を無駄にする)」という運動を生み、
そして時代は、そういった国民感情を扇動する人達を歓迎しました。

ガーシーさんの『死なばもろとも』は、今の時代を的確に捉えたキャッチコピーだと思います。
「自分は、幸せになることは諦めたので、せめて他人も不幸せになって欲しい」
という感情に寄り添った見事なキャッチコピーです。

しかし、そこにあるのは「嘲笑」と「破壊」で、しかも今の日本で起きているのは、
「世界から相手にされていない島国の人間が島国の人間を嘲笑い、蹴落とす」
という田舎の高齢者達の小競り合いで、1ミリも価値(世界に売れる商品)を生んでいません。

僕達はそこに参加するつもりは一切なくて、今日も『ハッピーエンドのファミリーエンターテイメント』を作っています。

「流行らないことをやってるなぁ」といつも思います。
流行らないどころか、エンターテイメントの仕事は「ワリに合わないこと」だらけです。