>>684続き)

広告塔としての稼働が始まるまでは、基本、アトリエに籠り、
設計図(脚本やイメージボード)を書いたり描いたりして、各部署に投げます。
昨日は、美術の佐藤さんに「千年砦の船の構造」について、メンヘラ級の長文を送りつけました。
#船の勉強をメチャクチャした

『ボトル・ジョージ』は少し変わった作り方をしています。
堤監督(トンコハウス)と、まずは「ストーリー」や「キャラクターデザイン」をトコトンつめて(すでに1年以上やりました!)、
年明けあたりから、制作のメインが「ドワーフ」さん(コマ撮りアニメの精鋭部隊)に渡り、
堤監督指揮のもと、堤監督を裏で操る松本さん(ドワーフ)のもと、制作がゴリゴリ進められます。

僕の仕事場は、やはり「原作・脚本・製作総指揮」です。
※今回に関しては「原作」とは呼ばないのかもしれません。

自分が「製作総指揮」という活動をするまでは、「製作総指揮なんて『お飾り』でしょ?」ぐらいに思っていたのですが
(※お飾りの人もいるとは思いますが)、実際のところは朝から晩まで製作総指揮の仕事に追われます。
資金調達につながる「Voicy」の発信も、「オンラインサロン」の発信も、「スナック西野」も、
「ニシノコンサル」も、「講演会」も、全て製作総指揮の仕事のうちです。

制作費というものは、ある日突然、湧き出てくるものではなく、動いて動いて作らないといけません。
肝臓を押さえながら、会食に行くこともあります。
そうして作り出した予算ですから、使うポイントで容赦なく使う為に、無駄遣いはトコトン削ります。
「指示待ちの(価値を生まない)スタッフ」に支払うお金など1円も無くて、予算は全て、
クリエイティブとクリエイターに還元します。
作品の質を上げる為に、「ボーッと突っ立っているなら、チームから外れてください」と告げるのも僕の仕事です。
#そんなこと言いたくないけど

覚悟を決めて、正しく努力するクリエイターを本気で応援したいなぁと思います。