>>844続き)

僕、この世界に来て、一発目にお世話になった先輩が、ロザンの菅さんなんですね。
絶っ対ムリだ! 絶っ対無理だ!
「西野、お前コレどうなってんの」ってパッと一言言われた時に、こっちに落ち度があったら、
ここを逃れようもんならもう、「お前、俺に対して何か逃れようとしてやがんな」っていう事で、ガン詰め!
で、辻褄合ってない所をぜーんぶ挙げられて、あれホント……ゾンビみたいになっちゃう(笑)。もう屍だよ。
絶対無理だ! 逃げれるわけないんです。

……っていうのが一番最初に出会った、この世界で一番最初に出会った先輩なので、
そう、その経験をしてる人と、ナンジャカンジャで周りにザコしかいなくてウソが通せてきた人っていうのは、
ぜんぜん違うんだと!

僕ね、まっったく理解出来なかったんですよ。なんで人がウソをつくんだろう。
無理じゃん! と思ってたんだけど、「そっか、みんなウソを通せたっていう経験があるんだ!」と思ったんです。
そんなん絶対無理だったのに、確かによくよく考えてみたら、Twitterとか見てても、
文脈読めない人がほとんどだなと思ってて。
そっか、わかんねぇんだ、他の人たちは。だからウソが通せてしまうことがあるんだ、と思うんですけど、
当然もう、自分らの世界ではもう、ある程度のレベルまで行くと、そんなウソなんか通せるわけないんです。

……そうなの。だからそこなんだ、と思った。
…って考えると、ウソつきっていうのは、環境が作ってんだと思うんです。
お父さんお母さん、あるいは学校の先生が、ほんとに文章力超高くて、読解力超高くて、
脚本能力があって辻褄…とにかくそこのもう、「コレとコレ、コレでおかしいじゃん」みたいな、
もう理系、超理系みたいな人が近くにいる人は、やっぱウソつけないですよ。
ウソつけない体になってるんだけど、周りにボーッとしてる人がいる…に囲まれてる人は、
ウソがつけてしまうから、なまじっか。その成功体験があるからウソをつくんだっていう。

あ、なるほどな~っ! 環境がウソつきを作ってんだ!
なんかこれが、すげぇストンと来たんですよ。