https://salon.jp/articles/nishino/s/SypOckIDyeV
(※一年前のサロン記事)

「任せる」という大きな挑戦
投稿日:2022.11.20

おはようございます。

今回は「CHIMNEYTOWN」がハンドリングしない(運営を外部に委託する)初めての公演で、
ミュージカル『えんとつ町のブペル』を運営&管理するCHIMNEYTOWN USAとしても「任せる」という大きな挑戦でした。

サロンだから、ぶっちゃけた話をすると、当時、大阪公演のプロデューサーのジョーさんから打診いただいた時に、
CHIMNEYTOWN USAは後ろ向きでした。
自分達が命懸けで生んだ作品を傷つけられたくなかったからです。

しかし、「任せる力」は任せることでしか身に付きません。
任せる力を身につけないとCHIMNEYTOWN USAは次のステージには進めません。
『はやく行きたければ一人で行け。遠くに行きたければ皆で行け』というやつです。

何度も何度も話し合い、時には「そんな覚悟ではお任せできませんっ!」と叱ったり叱らなかったりして、
最後は「ウチの子を宜しくお願いします」とお任せしたそう。

大阪公演のプロデューサーのジョーさんは、『えんとつ町のプペル』という作品を受け取って
初めて知った「重さ」があったでしょう。

この規模の舞台を仕掛けるのも初めてでしょうし、何よりCHIMNEYTOWNが仕掛ける作品は、
他の作品と違い「採算度外視」もいいところで(ホントに!)、それを可能にする為に、
スタッフは普段から「予算」の勉強や、「予算を生むための信用」の獲得
(発信やドブ板営業、そして応援していただく為の姿勢作り)に時間を割いています。