>>376続き)
 
そのまま走り切って出版することもできたのですが、でも、
「プロが絵本を作る意味」や「AIじゃなくて人が作らなきゃいけない理由」が見当たらない。
 
「ここを見て見ぬフリをしていいんだろうか?」というのがあって、色々と考えたんですけども、
結局、せっかく進めていた制作を完全にストップさせました。
 
自分で言うのもアレですが、すっごい素敵な物語なので、「1日でも早く皆さんにお見せしたい」という気持ちも、
「ここまで作っちゃったんだから」という気持ちもあったんですが、でも、やっぱりね…
絵本なんて人生で何冊も出せるもんじゃないから、出す時はキチンと納得して出したかったので、
おもいきってブレーキを踏みました。
 
幕張メッセで梶原君が『夢幻鉄道』を歌うことになった時にも、やっぱり絵本のことが頭に出てきて、
「作りたいなぁ」「届けたいなぁ」という気持ちが沸々と湧いてきたのですが、でもでもでも、
「AI時代にどう作ればいいのか。どう届ければいいのか?」の答えが出ていないので、
気持ちをグッと押し殺しました。
  
■あの日、ブレーキを踏んでなければ出会えなかった「すごすぎるアイデア」
 
そんな中。
 
昨日、出版社さんとのミーティングがあって、そこでもやっぱり
「AI時代に、どう立ち回るか?」「どう、自分達にしか出せない価値を作るか?」の話になったんですね。
 
ナンジャカンジャで、2時間ぐらい喋ったのですが、その中で、
これはもうビックリするぐらい面白い答えが出たんです。
このことは昨日のオンラインサロンの記事に書いたので、
気になる方は昨日のサロン記事をチェックしてみてください。
 
とにかくメチャクチャ面白いアイデアで、これぞ「AI時代の立ち回り」の正解だと思います。
「生成AIが逆立ちしても生成することができない絵本」です。