>>488続き)
 
■顧客を理解することにコストを割いてみてください
 
そこで僕から世のクリエイターさんにお伝えしたいのが、「顧客を理解してください」です。
 
一回、騙されたと思って、顧客を理解することにコストを割いてみてください。 
城下町に降りてきて、場末の酒場で素人のオジさん達と呑んで、なんなら彼らの愚痴とかを聞いてみてください。
 
そもそも、「『自分がやりたいこと』と『お客さんが求めていること』がズレている」が
この問題の出発点だったと思うのですが、お客さんの声を聞きまくっていると、
たまに「自分がやりたいこと」が変わるんです。
 
たとえば、僕の場合だと、オンラインサロンというコミュニティーを作って、
そこで知り合ったサロンメンバーさん同士が、大人になってからできた友達を宝物のように扱っていて……
それこそ、先日の幕張メッセのイベントで、サロンやDAOで知り合った人同士が一緒に出店を出して、
ワーワーキャーキャー言ってて、「めちゃくちゃ楽しかった~!」「次回も絶対に店を出す〜」とか何とか言ってて、
そんな姿を見ると、こういう人達が出会い、仲良くなる機会や作品を作りたくなってくるんです。
もともと、そんな気持ちは1ミリもなかったハズなのに。
 
顧客を理解すればするほど、顧客が求めているものを天然で作りたくなってきて、
そうなってくると「自分が作りたいもの」と「お客さんが求めているもの」の間のズレが無くなって、
気持ちの折り合いをつけずに済むので、超オススメです。
 
兵庫県川西市の滝山駅前にある「満天」という居酒屋で地元のオジサン達と呑んでいるので、
気が向いたら顔を出してみてください。
ポテトサラダがオススメです。

(*終わり)