>>774続き)

このYouTubeでの全編無料公開は凄く意味がありました。

1つ目はシンプルに「たくさんの人に観てもらえた」ということ。
そして、2つ目は「クリエイティブのサポートになった」ということ。

稽古時間が無い中での「ゼロ→1(ひな型を作る)」作業というのは本当に本当に大変で、
「キャストさんの演技をつけながら(ゼロから動きを創造しながら)、音楽と、衣装と、美術を作る」
というデタラメな仕事量でした。
#ちなみに西野は稽古終わりに予算も作ってた

ただ、東京公演の皆で死に物狂いで作った(#本当に戦場でした)『ひな型』は、
キチンと大阪公演に引き継がれ、大阪公演のメンバーは、演出家だけでなく、
すべてのクリエイターが東京公演の『ひな型』を更にアップデートされる方向で作業を進めることができました。

後輩達にはよく「僕がした苦労(車輪の再発明)はするな!お前がすべき苦労を正しく選べ!」と
口酸っぱく言っています。
そうしないとプロジェクトが大きく強くなっていかないからです。
#いちいちゼロに立ち返っている場合じゃない

そういう意味でも、東京公演を『ひな型』として大阪チームに渡せたのは本当に大きくて、
チームの全員がサクッと動画で確認できる環境は大きかったです。