>>786続き)
 
厳密にいうと、後者はバトンを受け取った形で、「今は西野に、しのいでもらうしかない」といったところでしょうか。
 
僕自身、西野亮廣がブロードウェイという未開の地で「エグゼクティブプロデューサー」をやることが
ベストだとは1ミリも思っていませんが、一方で、適任者が見つかるまでのバトンは僕が受け取らないと
空中崩壊する感じはありましたので、「やるしかない」という感じでやってます。
 
生々しい話をすると「制作費」を用意するのも僕の仕事になりましたので、
今度やる『キンコン西野のマーケティング講座2024【上級編】』の売り上げは全額、
ニューヨーク公演の制作費に充てさせていただきます。
 
これ以外にも、いくつか「資金繰り」の手を打とうと思っておりますので、そちらは、また共有させていただきます。
 
あとは、ニューヨークに来て、ひたすら(分刻みで)続けている作業としては、
「クリエイターさん達との顔合わせ&ディスカッション」以外に、「契約書の見直し」という地獄作業がございまして、
こちらはゴリゴリに契約社会ですから(カジュアルに訴えられます)、
下手な相手と契約しちゃいけないし、下手な契約をしちゃいけなくて、
前任者が既にやっちゃっているものに対しては「なんとかならんですか?」と粘って粘って粘っております。
 
まさか19歳で吉本興業の門を叩いた時に、ニューヨーク・ブロードウェイでアメリカ人と契約書を挟んで
喧々諤々することになるとは思いませんでした。 
人生は分からんもんです。
 
■「損切りしたことで、想定以上の損を被る」という局面は確実にある
 
そんな中、先ほども申し上げた通り2024年1月18日と19日に関係者向けの公演が入っているんです。 
「こんなものを作ろうと思っております。興味があれば、ご参加ください」というプレゼン公演です。 
プレゼン公演とはいえ、すごく大事な公演(むしろプレゼン公演だからこそ大事な公演)なわけですが、
僕らはつい最近、運営体制が変わったばかりです。