>>868続き)
 
次回作(映画)の内容のブッ飛ばし方なんて酷いもんで…
 
次回作は『千年砦』という変な世界に迷い込む「ワンダーランド系」(不思議の国のアリス、千と千尋、バケモノの子…系)
なのですが、主人公のスタート地点が『えんとつ町』という(すでに)ワンダーランドなので、
「どこにでもいる渋谷の女子高生が異世界に行って…」というような『共感ベース』じゃないんです。
 
「ワンダーランドの住人が、べつのワンダーランドで冒険をする」という
奇妙奇天烈唯我独尊をブチかましているのが次回作『えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』です。
 
『サーカス(学校イベント)』の武道館公演のオープニング演出の発注も酷かった記憶があります。 
僕の好きなものが「星空(宇宙)」と「アイリッシュ音楽」なもんだから、
イジツさんに「今回は『スペースアイリッシュ系』で…」とお願いしちゃったのですが、
『スペースアイリッシュ』などというジャンルはありません(笑)。 
「ジャンルが無い」ということは、「世間が求めていない」ということなんですが…
でもさ、『スペースアイリッシュ』を見たいじゃんっ!!!
 
※西野に無茶振りされたイジツさんが出した『スペースアイリッシュ』がコチラ↓ 
https://youtu.be/gwtlGhmWPSo 
#生ヤバかった…
#武道館の天井に大量の星が流れていた
 
僕は「表現」で生きている人間なので、世間との合意制で作品を作るつもりなど微塵もなく、
世間のニーズなんぞに微塵の興味もありませんが、その一方で僕は「プロ」なので、
「自分の『好き』と、『世間の興味』との距離」はミリ単位で知っておく必要があります。
そこを知っておかないと活動が止まってしまうので。