>>377続き)

これは、キングコングが絶頂期に空中崩壊し、梶原雄太が失踪し、
西野亮廣が数ヵ月間、大阪のマンションから外に出なかった時の物語です。
この物語は、バラバラになって、仕事も何もかも失った二人が大阪のマンションで数ヵ月ぶりに再会し、
「また一から頑張ろう」というところで静かに終わるわけですが(※花火が上がったのは、そこからずっと後の話)、
映画に値する物語かもしれない。

そう思って書き始めた『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』は、書けば書くほど輝き始めて、
気がついたら前作を軽く越える脚本に仕上がっていました。
ハッピーエンドの冒険ファンタジーです。

書きながら何度も泣いたし、何度もニヤニヤしました。
はやく皆さんに届けたくてたまりません。

…長くなりましたが、今、クラウドメイキングのサポートにまわれている理由がまさにこれで、
諦めに近かった状態からの逆転を果たし、あの日からずっとまとわりついていた
『えんとつ町のプペル』という呪いが今は溶けていて(#また再開するかもしれないけど)、
応援する余裕が少しだけ生まれたから全力で応援できています。

これもまた、タイミングが違っていたら、こうはならなかった。
少なくとも、脚本執筆中に『バンドザウルス』はできませんでした。

こんな話を聞かされても、「で?」という反応が正直なところだと思いますが、
「発信が満たされたから、受信できるようになる」の一例として、頭の片隅にでも置いておいてください。

これからも「個人的な作品」「皆で作る作品」どちらもたくさん作っていきたいと思います。
今後とも宜しくお願いいたします。

現場からは以上です。