>>525続き)

そう考えると、発信する内容を探す努力よりも、
「見切り発車でスタートしてしまった発信を、それっぽく、まとめる筋肉」を鍛えた方が、継続するコストが安くつく。
悩んでから走り始めようとする人に対しては、いつも「悩むのは、走り始めてからにしろ!」と思っているのですが、
一方で、「走りながら考えろ」という思想を鵜呑みにするのも危ういなぁと思ったりもしています。 
続けることが目的になっちゃって、気がついたら、時代の針がズレていて、明後日の方向に走っている…ということがあるので。
 
┃今、自分が頑張っている市場の価値が、
┃グンッて下がっているのにも関わらず、
┃それをず~っとやっちゃうって事が、
┃実際あるんで。

なので、足を動かしていない時に悩む内容は「方向性」だけに絞った方がイイと思います。
「自分はどこに向かうのか?」という。そして、それは、時間がある時にやることかなぁと。 
方向性が定まったらば、あとは、それこそ「走りながら考える」「話しながら、話す内容を決める」でイイと思います。
 
発信が滞ってしまう人って、ここの整理が絶望的にヘタクソで、
自分が「いつ悩めばいいのか?」そして「何について悩めばいいのか?」を
決めきれていないんだろうなぁと思います。
 
┃なんか漠然と悩んじゃう。
┃で、悩むタイミング、これで合ってんのか?
┃っていう考えにもなってない。
┃これ、決め切ることが重要なんです。
┃いつ悩めばいいのか、
┃何について悩めばいいのか、
┃決め切って下さい。

気がつけば発信が滞ってしまう人は、この話を頭の片隅にでも置いておいてください。

(*終わり)