>>67続き)

■先輩への想いと、今回の挑戦
 
さて。「その裏で西野亮廣は何をしているんだ?」というところなのですが、最近はもう、ひたすら作っています。
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の制作もズイズイと進んでおりまして、
一昨日、脚本の「第8稿」を提出しました。

第8稿ともなると「微調整」と呼ばれるような作業なのですが、
「ここまできたからには1ミリも手を抜くもんか!」という覚悟に満ちていて、
「自分の人生で、これ以上の本は書けないかも」という恐怖もあり、すっごくイイ感じです。
今度の冒険の舞台は「千年砦」と呼ばれるところなのですが、すっかり行きたくなっています。
早く皆さんに届けたいな。

映画の制作を進めながら、昨夜は舞台『テイラーバートン ~奪われた秘宝~』の第一回クリエイティブ会議がありました。
主要スタッフが集まって、足並みを揃えて、「ああしよう」「こうしよう」と話し合う会です。
今日は、その会の冒頭でスタッフの皆様にお伝えしたことを、サロンメンバーの皆さんにもお話ししておきたいです。
「舞台『テイラーバートン ~奪われた秘宝~』がどんな挑戦をするのか(何に挑むのか?)」という部分について。

宮迫博之さんを主演に迎えて舞台をやろうと思った動機はシンプルで
「プレイヤー宮迫博之がプレイヤーとして圧倒しているところを、また観たいから」です。

世間一般的に宮迫博之さんと言えばMC(聞き役)のイメージが強いのかもしれませんが、
あれは番組を成立させる為に(ゲストを立てる為に)2~3歩下がってくださっているだけで、
もともとはゴリゴリの点取り屋。
そこには暴力的な魅力があって(実際に暴力も振るうし!)、後輩は、そんな宮迫さんを見るのが大好きです。

主戦場がYouTubeになると「チャンネル登録者数」や「再生回数」を取りにいかなければなりません。
「共感」を集めるゲームです。
それはそれで素敵な活動だなぁと思う一方で、後輩としては、
そこか「いやいや、宮迫博之は皆が思っているような良識ある大人じゃないぞ(いい意味で!)」というのがあって、
(先日もお話ししましたが)やっぱり時々は「共感」なんてガン無視で、力で圧倒しているところが見たかったりします。