https://voicy.jp/channel/941/733924

キングコング西野の失敗から学ぶ「宣伝コストのかけ方」
2024年2月22日(*Voicy生配信・書き起こし)

・(*前略・星の絨毯の話)

[7:25]

・僕は「えんとつ町のプペル」の絵本を作る時にちょっと失敗してる。すぐ取り返したけど。
 その失敗は僕の中ではすっごいインパクトが大きくて、いい勉強になったと今となっては思っている。

・絵本を分業制で作る、って言った時に、批判が凄かった。「1人で作れ」「自分で描けよ」とか。
 でも宮崎駿さんがアニメ作る時に数百人スタッフ使っても「自分で作れ」とは言われないじゃない。
 
・それでクラウドファンディングをやったところ、実はそんなに集まらなかった。全然というほどではないけど。
 悔しかったので、その集まったお金で絵本の1ページ目だけを作ってみた。
 それでもう一度クラファンをやったら、「これを西野は作ろうとしてたんだ!」と、10倍くらい集まった。
 僕からすると「分業制だとこうなるよって言ったじゃん」なんだけど。
 (*ここまで六七質氏について一切言及なし)
 
・ここが今日の話のポイントで、僕は完成図の想像が出来てるけど、お客さんはまったく想像がつかない。
 と考えた時に、広告費をどこにかけるのが一番いいのか。
 端的に言うと、想像がつかない物は買わないということなので、想像できるものにコストを割くのが正しい。
 
・「星の絨毯」のプロジェクトが僕の中で今だいぶアツい。
 完成する前に買うか/買わないかを決めてもらわないといけない。なので、まず動画を作った。
 夜景は実際のもの、内装はCGで忠実なもの。それを見て「買いまーす」と言ってくれた人が結構いた。
 14~5枠ぐらい売れたのかな? ただ、50枠売れないとGOしないというプロジェクトなので、まだ全然撤退ライン。