●2022年11月4日(サロン)
僕が最近考えているテーマが『脱・完売思考』あるいは
『たくさん売らなくても続く経営』です。
そこでテスト的に始めたのが
『キンコン西野の家(通称=見上げる家)』です。

地元(家から徒歩二分圏内)の方に無料で貸し出す代わりに、
掃除(やトイレットペーパーの補充)をお願いして、
まずは『管理コスト』をゼロにする。

そんな調子をやっていたところ、
「ん? 他人の家なんだから、スリッパの需要があるじゃん!」
ということに気がつき、『見上げる家』のオリジナル
スリッパを製造&販売することになったわけですが……
ここでも考えるのは「どうすれば販売コストをゼロにする
ことができるか?」です。販売コストをゼロにさえすれば、
たくさん売らなくて済むから。

そこで、「スリッパの自販機」を『見上げる家』の中に
ブチ込もうかと思ったのですが、よくよく考えてみると、
この家の中にいるお客さん(代表者)の方の個人情報は、
予約をしていただいた時点で取れています。
この状況で、オリジナルスリッパを盗むリスクって半端ない。

そう考えると、コストをかけて自販機なんて
用意しなくてよくて、田舎の無人野菜売場のように、
『1足=4000円!』という感じで堂々とスリッパを
棚に置いておけばいい。