男女平等、雇用機会均等。まあ尊いではあろうが、合理主義の錯覚にすぎない。
理想と現実の齟齬、結果は現代に如実に現れているではないか。
疎まれていた専業主婦は、今や勝ち組にしか許されず、主婦を始めとする旧態を疎んじていた女達
はアラサーだのアラフォーだの自嘲の体だ。
結局、男女平等なぞは、”実際的”には女の選択肢を狭めているだけだ。
専業主婦という選択肢のハードルが極端に上がり、会社の良いように使われてしまう。
言わば、『自己責任・自己実現』やら『能力主義』やら近年猛威を振るったマジックワードの先駆け的文句だと俺は認識しているよ。