事業仕分け、筑駒の廃止を提言―蓮舫「税金で男だけ教育するのはおかしい」

政府の行政刷新会議による「事業仕分け」の後半戦が始まった。
「再仕分け」は15日から4日間の日程で行われ、塩事業センターの関連事業や、
宝くじの普及宣伝事業、公営ギャンブルの助成事業など、112事業が対象になっている。
今回の仕分け内容の目玉の一つは、国立大学法人が運営する小・中・高校だ。

「なぜ男にだけ教育するのか。共学化してはいけないのか」
「東大しか見ていないのではないか。アメリカや中国の大学には何人が進学しているのか」
仕分け人の長妻昭議員から質問され、校長らは言葉に詰まった様子だった。
「学費の少ない家庭から大学進学する道を閉ざすべきではない」という校長らの反論にも
「子どもを塾に行かせないと入れないようでは意味がない。
 所得の少ない国民にとってメリットが感じられない」
とし、『共学化するか、もしくは廃止すべき』と結論づけた。

筑波大附属駒場中学・高等学校は東京大学駒場キャンパスに隣接する世田谷区にあり、
男子のみ募集で生徒数は一学年およそ160名。
半数以上の生徒が東京大学に進学し、開成高校・麻布高校(共に東京都、私立)
灘高校(兵庫県・私立)などと熾烈な争いを繰り広げている。
仕分けを視察した蓮舫大臣は
「テストで良い点を取り、良い学校に行けばいいという価値観を押しつけている学校だと感じた。
 そもそも、男だけに教育するのは時代遅れの差別。
 そのような学校に税金が使われるのはおかしい。廃止すべき」
とコメントし、廃止を結論づけた会議の結論を支持した。


http://toki.2ch.net/test/read.cgi/candy/1194684580/