先週だか先々週あたりの民放テレビ番組「SMAP&SMAP」にゲスト出演していた
角田光代という小説家が、稲垣吾郎さんの前でこう言い放っていた。
「かつては横領と言えば男が主導権を握っていた。でも今では、女性が主導権を握って
いることが多くなったようだ」と。「男、女性」と言った時点で、角田さんが男性蔑視
主義者であることは、明白だ。更に、男が犯罪の主導権を握っていれば、迷わず「悪」と
捉えるのに、女が主導権を握ると、そういう女を批判するどころか、むしろ「女が強く
なった」と、あたかもほめるようなニュアンスさえ感じた。稲垣吾郎さんも、仕事とはいえ
長時間耳の痛い話をグッとこらえて聞き続け、本当にお疲れ様!!
角田の発言は、単なる言葉のうえの表面的な男性差別にとどまらず、
女の犯罪を甘やかす姿勢が露骨に表われ、はらわた煮えくり返る思いだ。
角田が独身であれば、せめてもの救いだ。なぜなら結婚していれば、
夫は毎日邪険にされてみじめな辛い思いをしていることは、簡単に想像
できるからだ。