最近では、「○○女子」なるネーミングが街に、会社にあふれ、うんざりしていたが、これはすごい。『男尊女子』。

言うまでもなく「男尊女卑」をもじった著者の造語だが、批評性を備え、かつ本質をついた、すごいことばではないだろうか。
運動部の女子マネージャー、夫を主人と呼びたがる妻など、「男尊女子」の列伝である。「男が上、女が下」で充足する女性たち。

アエラのインタビューで著者は、「下でいるということには無責任という快楽がついている」と彼女らに手厳しい。

「男尊女子」、今年の流行語になるかも。

https://www.j-cast.com/bookwatch/2017/07/11005788.html