日本経済には危機が迫っている。長らく続く不景気や、3月に起こった壊滅的な地震と津波だけでなく、労働力を大幅に衰退させる高齢化の問題もある。この国は生産性向上のための画期的なアイデアを、今まさに必要としている。
実は、解決策はすでに存在している。まだ有効活用も後押しもされていない、女性労働力だ。ゴールドマン・サックスの2010年の調査では、「日本が雇用における男女不均衡を軽減できるなら、労働力は820万人拡大し、GDPは最大15%増加するだろう」と指摘されている。
http://www.dhbr.net/articles/-/2229