>>711
会社としては特に何もしないという結論になった。弁護士に相談した結果、社内盗撮による会社の責任には判例があって、
覗きが可能な不備のある女子トイレを放置して従業員に使用を続けさせたケースでは、会社に責任ありとされたらしい。

しかし、うちの会社の女子トイレは判例のように隣の清掃道具入れから容易に覗けるような不備があるわけじゃなく、
隙間のない個室として女子トイレの標準的なプライバシーは備えているわけだから、盗撮されたとしても会社の不手際として会社が責任を追及される恐れは低いだろうって。

隙間のない個室にさえしておけば会社としての責任は果たしていて、個室の内側に仕掛けられたカメラに関しては仕掛けた犯人が100%悪くて会社に落ち度はないんだと。

それで結局何もしないことになって、今でも女子トイレから盗撮カメラが見つかるらしい。

男性ばかりの上部会議で決まったその結論を聞いた下々の女性達(ほとんど派遣)は、ガックリしてた。
「直径1ミリのレンズで盗撮できちゃうこのご時世に、個室にしただけで女子トイレの標準的なプライバシーが確保されているとはいえないでしょう」との主張で、
彼女達の希望としてはトイレ入口への防犯カメラ設置や定期的な巡回による女子トイレの不審物チェックを希望していたようだが、
「会社としては必要のないことなので、やるなら自費でやってください」というような冷酷な回答を受けてた。
それでいて警察への届出は企業イメージを損ねるからやめろというんだから、結構むちゃくちゃだよな。