「女性も絶対に働かなければという風潮があるが、専業主婦という選択肢も残してほしい。今の世の中は女性の負担が増えただけ」(30代)という意見は根強い。
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO98539570X10C16A3TY5000?channel=DF130120166072

男性の週労働時間60時間以上の就業者の割合を年齢階級別に見ると,子育て期にある30歳代は17.0%,40歳代は16.9%(平成26年)となっており,他の年代に比べ,高い水準となっている。
こうした事情もあって,我が国では,平成23年における6歳未満の子供を持つ夫の家事・育児関連に費やす時間(1日当たり)は67分と前回調査(18年)から7分増加したものの,他の先進国と比較して低水準にとどまっている。
http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h27/zentai/html/honpen/b1_s03_02.html

日本の男性の家事・育児時間が短いのは、仕事の時間が長いからだ。
男性の週当たりの平均勤務時間は47.8時間(女性は20.2時間)。冒頭でも述べたが、日本は男女の役割差が大きい「男は仕事、女は家庭」の社会だ。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/03/post-4607_2.php

イクメンはあくまでも一家の大黒柱として働いていることが前提のようだ。反対に女性は仕事で活躍しても家事・育児役割を免れないだろう。それで夫婦ともに仕事と家庭を両立できれば良い。
だが、仕事も家庭も苦しくなると保守的な人はこう言うに違いない。「それ見たことか。やっぱり男性は仕事、女性は家庭なのだ」と。なぜ男女逆ではダメなのだろうか。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO96903230U6A200C1TY5000/