激しく同感。たとえ男自身が「女性、男」と言っても、へりくだりとか謙遜という
のは、単なる言い訳に過ぎない。「女の人、男」「ご婦人、男の人」も、男性を見下し、
あたかも下劣な人種であるかのように表現する、れっきとした男性差別発言だ。こういう
男性差別発言をするのは、男女問わず若い世代より年配の世代に目立つように感じる。
NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」を見れば、それを実感できるよ。俺の両親は
戦前生まれで、どちらも男を下劣な人種のレッテルを貼るような言葉を、日常的に発して
いたんだ。たとえ肉親であっても、こういう悪質な差別表現は、絶対許してはならないことで、
男性ひとりひとりが毅然たる態度で対処することが、大切だと強く思う。つい最近も、ウチの
カミさんが、「女性は…男は…」「女の人は…男は…」という男性差別発言をしたから、
「男って、そんなに下劣だと言うのか」「じゃあ何か?男は人間として認めないのかよ!?」と、
強く反論した。男性が人間らしく生きる社会を守るためにも、男性ひとりひとりが勇気を持って、
男性差別論者に物を言うことが、絶対に不可欠だ。