専門家の支援は? ・・・当事者性の意味 by 味沢道明(2016/11/04)
https://plaza.rakuten.co.jp/ajikun/diary/201611040000/

〜 中略 〜

もちろん、私一人では世界は変えられないどころか、多くの困難を
抱える当事者に有効なセラピーを提供することもできません。だから
メンズセラピーの有り様を伝えるべく日本男性会議を十年間続けてきた
たわけだけれど。

専門家指向、権力指向の学者センセや援助者は、この会議に関わる
ことはありません。少ない数の当事者でちまちま続けてきました。
先日もひと・まち交流館京都で「第十回日本男性会議」を開いたけれど、
やはり現場を知らない、研究者指向のセンセは話にならないな、という
のが実感。

パネリストに「男性権力の神話」を訳された、マスキュリニストを
称する男性に登壇いただくことにしたけれど、直前になって、会議の
サブタイトルが気に入らないから変更しろとか言ってくるし、一時間
ほど遅れてのご登場だし・・・・何を考えておられるのやら???

その方は男性差別の存在を啓発するという意味でアラン・ファレルの
著書を邦訳された(訳の良し悪しはおいといて)ことは画期的だし
(日本の男性学研究者が避けて通ってる)その意味で敬意を表するのは
事実。それがあって男性会議に三年連続でご登壇いただきました。

その方は、誰から何を聞いたか知らないけれど、最近は私をフェミニ
ストに寄与するメイルフェミニストだと断定し、彼のブログに悪し様
に私のことを批判してました。会議後の報告でも、私に対しての罵詈
雑言の羅列です。何を血迷ったか。