>>490
レスありがとう。

>「差別されている」論だと「差別者ー被差別者」の二項構造で語られることが多いが、
>この二項構造を前提とすると、「差別しているのは別の男性」というところで、
>差別者と被差別者の属性が同じになってしまい、
>「ほら見ろ、やっぱり男性差別なんてなかった」という結論が導き出されかねない。

それは
「X差別とは属性が非Xの人々がXの人々に対して行うものだ」
という誤った思い込みが原因なので、そこを啓蒙するべきだね。

>一方で「人権が蔑ろにされている」論だとそういう二項構造で語られることを回避
>することができる。

こちらにだって「誰が誰の人権を蔑ろにしているのか」という"構造論"
は存在するわけで、結局「男性が差別されている」と「男性の人権が
蔑ろにされている」に差があるとは思えないな。