冤罪を問題視する人は決して少なくないと思うが
痴漢に限らず様々な事柄から被疑者を守ってくれるであろう弁護士が
人権屋だの何だのと揶揄されてるのは不可解だし
共謀罪に賛成してる人が多いのも不可解なんだよね

冤罪で人生狂うとしてもそれは警察や司法の問題だけでなく
逮捕・勾留された時点で悪と決めつける人々の意識が
より冤罪の深刻さを際立たせてると思う

逮捕・勾留で身柄を拘束されて会社に居場所が無くなるのは
逮捕・勾留それ自体よりも会社側の姿勢の問題でしょう
痴漢に限らず何かを疑われた時点で身体拘束など不利益は発生してしまうけど
それで人生が詰むとしたら警察だけでなく国民そのものの意識が「推定無罪」になってないからだろうに
警察を信用し過ぎてるから警察の「推定有罪」が恐くなるという皮肉な話でな

警察なんて真実を見極めるより先ず手柄が欲しいもの
しかし警察が人権を蹂躙するものだとしても
そうでない人々の意識次第で冤罪のダメージは減るでしょうに
警察や司法に「推定無罪」を求めるのは当然といえば当然だが
人々の意識を「推定無罪」に向かせる事に積極的な人は殆ど見ないし
居ても人権屋扱いされるのが関の山っぽい気がする

もちろん、警察民間人問わず
推定無罪の意識が守られるべきなのは痴漢以外の犯罪でも同じで
痴漢だけに推定無罪をという都合のいい話はあり得ないがね