重大事故っていえば、以前『女性専用駐車場』なるものが一部で流行したことがあった。
一般の駐車場よりも各車の駐車スペースを広めに区画して、女性ドライバーの車だけが
駐車できるというもので、ある店舗が発案・導入したところ女性客から好評との報道があり
追随するところも出て来た。
しかし、今はほぼ完全に消え失せた。何故か?


そもそも、女性専用駐車場は女性客の満足度向上を目指したものではなく、駐車場内トラブル、
事故を減らすためだった。
駐車が下手なドライバーたち(=女たち)を隔離し、その人達用にもう少し広めのスペースを提供することで
駐車時のバックで他の車にぶつけたとかドアパンチとかのトラブルが減れば良いし、下手でないドライバー
にとっても一般駐車場からド下手が排斥されるのでラッキーというWin-Winを狙ったものだった。

しかし何が起こったかというと、結局は女性専用駐車場内での女ドライバーどうしのトラブル。
走行方向もきちんと示しているのに平然と逆走、出入り口を塞ぐのも平気、広いスペースを与えても
嫌がらせのようにとなりの車ギリギリまで寄って駐車して思いっきりドアパンチ。
ドライバーが全員女どうしだから「ここは穏便に」「客観的にみて私に非がありますねすみません」
的な対応を出来る人が超絶的に皆無で髪の毛引っ張り合うような事態も多発。
男性警備員が割って入れば「セクハラされました!!」。

そんなこんなで片っ端から女性専用駐車場を止めた。