平日昼の帯ドラマ、いわゆる昼ドラ枠で放送された「風のロンド」という作品があった。
1995年にオリジナル版が制作され、2006年にリメイクされた。

その「風のロンド」で、ヒロインが少女時代に継母から折檻される場面、
下着を脱いでスカートを捲らされ、尻を棒で叩かれる描写があった。
オリジナル版では直に生尻が映っていたが、
リメイク版は前からのカットと顔のアップのみで、尻自体は映っていなかった。

オリジナル版とリメイク版の間の10年ほどの期間、
’90年代から’00年代の間に、女性の裸を規制する動きが強まったのだろうね。
(この間に成立した児童ポルノ法の影響だという説もあろうが、調べてみたら、
リメイク版でヒロインの少女時代を演じた女優の実年齢は、その時点で既に、
20歳になっていたから、同法には抵触しない。)