>>904
>だから雇用以外での統計的差別の例を出せと言ってるんだよ。

2番目の差別の差別の定義は、「統計的差別」である。統計的差別というのは
誤ったシグナルにもとづく直接差別のことである。 慶應義塾大学商学部には
三田キャンパスと日吉キャン パスがあるが、会計や経営、マーケティング、
経済などを学ぶ専門課程のある三田キャンパスには圧倒的に男性の教員が多い。
一方、語学や心理学、社会学など、人文系の教科を学ぶ一般教育課程のある
日吉キャンパスは、女性の教員が比較的多い。この統計的事実をもとに、女性
は経済や経営など社会科学系が不得意であり、人文系が得意だと言ったとすると、
これは統計的差別に該当する。

経済学で考える障害者差別 〜障害者差別解消法施行に向けて〜
慶應義塾大学商学部教授 中島隆信 氏
https://www.zenginkyo.or.jp/fileadmin/res/abstract/efforts/contribution/human_rights/human_rights160219_1.pdf

>>907
>学歴は属性だよ。アホ。

社会科学では、当人の責任ではない、持って生まれた要素を「属性」、当人の
努力の成果を「業績」と呼んで区別します。現代社会は業績に基づく差別は容認
する(たとえばTOEICの点数が高いほうが高い賃金をもらうこと)のに対して、
属性に基づく差別はあってはならないと考えます(たとえば同じ仕事をしている
のに、女だから、外国籍だから、といった理由で昇進や昇給で差別を受けること)。

その「差異」は努力の結果か、生まれつきか
東京大学教授 瀬地山角
http://toyokeizai.net/articles/-/35678?page=4