「#MeToo」立役者、性被害告発女優が年下俳優に暴行か (サンケイスポーツ, 2018-08-21)
https://www.sanspo.com/geino/news/20180821/sca18082109250001-n1.html

20日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、性暴力を被害者らが告発する「#MeToo(「私も」
の意)」運動の立役者となったイタリア人女優、アーシア・アルジェント(42)が、年下の男性
俳優に性的暴行をしたと訴えられ、38万ドル(約4200万円)を俳優に支払うことで和解し
ていたと報じた。

俳優、ジミー・ベネット(22)は17歳だった2013年、米西部カリフォルニア州のホテルで、アル
ジェントから性的暴行を受けたとして、17年11月に告訴する意思をアルジェント側に伝えた。

アルジェントはその約1カ月前、ハリウッド映画界の大物プロデューサー、ハーベイ・ワイン
スタイン被告(強姦罪などで起訴)から受けた性的暴行を告白し、#MeToo運動の中心人物
となっていた。ベネットは「アルジェントが被害者ぶっているのが耐えられず、ホテルでの記憶
がよみがえった」としている。

アルジェントは今年4月からベネットに和解金の支払いを始めた。アルジェントとベネットは
04年の映画「サラ、いつわりの祈り」で共演、アルジェントは共同脚本、監督も務めた。(共同)


(元記事)
Asia Argento, a #MeToo Leader, Made a Deal With Her Own Accuser 
(The New York Times, 2018-08-19)
https://www.nytimes.com/2018/08/19/us/asia-argento-assault-jimmy-bennett.html