【2018/07/14 イベント開催のお知らせ from ARIC】
「極右化する差別への対抗軸 ― ヘイトスピーチ、セクハラ、女性専用車両バッシング ―」
https://antiracism-info.com/2018/06/21/01/

<開催概要>
日時:2018年07月14日(土) 13時30分〜16時30分(終了予定)
会場:北とぴあ(http://www.hokutopia.jp) 6階ドームホール 
   (東京都北区王子1-11-1, JR王子駅より徒歩2分)
登壇者:太田啓子(弁護士)、山口智美(米モンタナ州立大学准教授)、梁英聖(ARIC代表)
参加費:1000円(学生無料)
*終了後は懇親会を予定しています(別途実費)

<開催主旨>
 昨今、財務官僚のセクハラ問題や女性専用車両への男性グループによる乗り込み問題など、
日本社会の性差別は刻一刻と深刻化しています。自民党の極右議員をはじめとして、科研費
バッシングが煽動されています。これは「反日」という言葉を結節点として、人種差別と
女性差別が一体となっており、植民地主義の歴史研究や、フェミニズム研究への科研費が
ターゲットとなっています。
 草の根の極右団体や性差別主義的な団体が台頭し、性差別や人種差別はもはや偶然、
「ついうっかり」発生するものではなく、意図的組織的に行われるようになっています。
差別を利用して積極的に社会を動かそう(破壊しよう)とする集団が登場しているのです。
 しかし一方で芸能人がセクハラ被害を告発したり、SNSを通じて一般の人が差別被害を投稿
したりするなど、こうした差別的状況に声をあげる動きも少しずつ広がっています。日本の
人種差別・性差別はどうすれば変えていけるのでしょうか。女性差別問題を専門とする弁護士
の太田啓子さん、米国の大学でフェミニズムなどを研究する山口智美さんをお呼びして考え
ていきます。

<プログラム>
1.太田啓子氏による報告 「日常の女性差別、弁護士としての経験から」
2.山口智美氏による報告 「海外進出する日本の極右」
3.梁英聖による報告 「極右化する差別、レイシズムとセクシズムの結節点とヘイトウォッチ戦略」
4.パネルディスカッション(太田×山口×梁) 「日常からどうすれば差別をなくせるのか」