韓国通フェミニストのシュナムルさんに感想を聞いてみたいニュース。

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韓国で女性専用政策に批判高まる=ネットで男女間論争勃発 (Record China, 2018-09-17)
https://www.recordchina.co.jp/b172090-s0-c30-d0127.html

2018年9月13日、韓国日報はこのほど、自治体の女性専用政策に対する批判が高まって
いると報じた。

記事によると、女性専用政策は導入当時から物議を醸していた。2008年、京畿道(キョン
ギド)坡州(パジュ)と高陽(コヤン)市の一部の市外バスではセクハラなどの犯罪予防の
ため「女性専用席」を運営するも、男性を潜在的犯罪者とみなして差別を助長するという
理由から2015年に完全に廃止された。また、ソウル市でも2009年から「女性優先駐車場」
を盛り込んだ条例を施行しているが、違反時の罰金など制裁がない上「女性を狙った凶
悪犯罪が起きかねない」との指摘が登場。釜山(プサン)都市鉄道1号線に設けられた
「女性専用車両」もまともに運営されておらず、男女の対立を助長するという不満の声が
上がっているという。最近では、ソウル市が市営プール14カ所で運営していた「女性クラス」
が「効率性重視」との批判を受け、段階的な廃止を決定している。

記事では男性らが反対に乗り出したケースについても伝えている。忠清北道(チュンチョン
ブクド)堤川(ジェチョン)市の女性専用市立図書館は、「自治体が設立した公共図書館を
女性向けに運営するのは、男性に対する差別」というある男性の訴えを受け、国家人権
委員会から是正勧告措置を受けている。また、5月には「地下鉄の女性専用車両を運営
するのであれば、男性専用車両も作ってほしい」という大統領府の請願が掲載されたりも
したという。