★葛飾の中学、生徒逮捕半年で14人…警視庁異例と発表

・今年6月以降、10人の生徒が逮捕された東京都葛飾区立の中学校で、
 新たに4人の女子生徒が傷害容疑で逮捕されていたことが、25日わかった。

 警視庁少年事件課が同日、「半年間に、別々の事件で生徒が14人も逮捕
 されるのは異例」として、学校名を伏せたうえで、過去の逮捕事例も併せて
 発表した。

 逮捕されたのは、同中3年生3人、2年生1人(いずれも14歳)。ほかに、
 同区内の別の中学の2年生女子1人(14)が逮捕、犯行当時13歳だった
 2年生女子1人が補導された。
 同課によると、6人は先月1日午後6時ごろ、同区西水元2の河川敷で、4人と
 同じ中学に通う3年生の女子生徒(15)を「遊びに行こう」と誘い出し、頭や腹を
 殴ったりけったりして1週間のけがをさせた疑い。

 6人は、被害生徒の衣服を無理やり脱がせ、ジュースをかけたり、たばこの
 火を近づけたりし、その様子を携帯電話のカメラで撮影、「親や学校に話したら、
 写真をばらまく」と脅していた。被害生徒が服を着た後も、「土手の上から自分で
 転げ落ちろ」と命じて転落させるなど、暴行は約1時間に及んだ。

 被害生徒は6人と遊び友達だったが、6人の行動についていけなくなり、最近は
 疎遠になっていたという。調べに対し逮捕された女子生徒らは、「むかつくヤツ
 だったので、ぶっとばしてやろうと思った」などと話しているという。