>>401
>>404
それは間違った認識
恐怖には本質的には受け手側しか存在していない
だから追いかける側って概念が存在出来ない
恐怖とは受け手の頭の中で抱いている不安や恐れによって作り出される実態のない虚像の事
闇に立っている柳が幽霊だと思えれば受け手は怖い

扉を開けばそこには悪魔が立っている、と信じるからこそ恐怖が成り立つ
別に悪魔を信じていない人間に、実態を持った自称悪魔が実際に立ってたからと言って恐怖が成り立つ訳ではない
逆にただの人間なのにそれを悪魔で災いをもたらすと信じ込めばその人は悪魔でなかったとしても恐怖の対象となる

恐怖は感情で質量を持ってはいない、物質、物理ではないって事で
その感覚や欲求に対して作る事で初めて恐怖は生まれ作られる

受け手が、このトイレの扉を開けば恐ろしい化け物が覗いて来る、とその様に思えれば怖い
トイレに隠れても上から覗いて来るかも知れないし
建物の外へ逃げようとしたら鍵が閉まってるかもしれない
何の変哲もない箱、その中には恐ろしいモンスターが潜んでいるかもしれない
ベッドの下には恐ろしいものが隠れているかもしれない
恐怖とは受け手の感情で物理の事ではないので与える側って概念が存在出来ない

受け手が恐れれば、不安にかられれば、後ろで振り切ったはずの悪魔が前から出て来る
頭の中なので何でも起こるし物理や理屈も無視出来る
どんなに心臓を刺しても、焼き殺しても、何でもでも蘇り、それを恐れる感情を持つ限りそれはそこに戻り続ける

恐怖で出て来る化け物や悪魔は、本質的には受け手の内面の投影で実態がない