メタ話で思い出した、かなーり昔のアリアンロッドの嫌なセッション

募集ではシティアドベンチャーで、連続殺人事件の犯人を探す話ってふれこみだった。

わりと、というかかなり簡単に犯人は割り出せたんだけど、その犯人というのが、呪いで魔族っぽい邪悪なものに変化してしまいつつある、ヒロインNPCで、上手いこと無力化に成功したところで「これどうしよう?」って問題にぶち当たった。

最初は、犯人として依頼者に突き出したうえで、呪いについて説明して判断を仰ごうという意見でまとまったんだけど、それだと処分されるよとGMにぶっちゃけられたので中止。

それでは呪いを解く手段がないか調べようということになり、GMからもストップがかからなかったので、各自相談して色々と手段を講じることになった。

で、あーだこーだと、五時間ほどルールブックを読み漁ったり、神殿やら学院やら道具屋やら情報屋やらたらい回しにされたり、自殺しようとするヒロインNPCなだめすかしたりする話が続いたんだがまったく何も分からない。

そして予定していた終了時間からかなり過ぎた辺りで、「実は呪いを止める手段はないので、このヒロインNPCを殺すしかないです」とGMが言い出し、もう全員かなりくだびれたので適当に殺して終わった。

GMは極限状態でのロールを楽しんで欲しかったとか、最後の葛藤が足りなくてつまらなかったとか色々言ってたけど、全員が生返事してた。

こういうのあったから、ぶっちゃけっていい印象がない。