設定凝りすぎも困ることがあるが、設定無さすぎも困ることがあるって話。
ちょっとフェイクあり。

某SNSでクトゥルフのオンセPLを募集した。
戦闘があるシナリオなので刑事や軍人のような職業なら武器の携帯も認めますとキャラメイク要項に書いておいたら、みんな拳銃やナイフなど自分の身を守れる程度の武装と技能を持ち、それを持っている理由のあるキャラを提出してきた。
しかしそのなかに一人だけ、拳銃・ショットガン・簡易火炎瓶を所有しおまけにマーシャルアーツキックまで備えた、歩く武器庫のようなキャラが。
確かに武器の携帯は認めているし駄目だとは言わんが、加減をしらんのかと。
こちらも最初に認めますと言った以上は、せめて設定のほうでテロリストのような重武装をしている説明があればこのまま通そうと思ったが、その辺の設定はまるで無し。
「なぜそんな重武装なのか、キャラクター設定の説明をお願いできますか?」と返信したら「細かい設定が必要ですか?」
セッション中のKPのロールプレイにも関わるからとなんとか設定を説明してほしい旨をやんわり伝え、それで出てきた設定は「いつでもどんな危険にも備えているから」の一行。
ちなみにそのキャラは危険に備える必要がある(かもしれない)軍人などの職業ではない。
仮に軍人でも、戦場に行くわけでもなければこんな重武装しないと思う。
別の参加者から、この重武装の人がTwitterで「なんで詳しい設定出せとか文句言ってくるんだよ」などと愚痴っていると聞き、こりゃ駄目だと思ったので根回ししてセッションを流れさせた。
こういうことがあるから、キャラメイクについての要項をガチガチに明記しておく文化があるのかなと思った。