報告いいかな
ヒーローもののセッションでGMやった時の事なんだけどね
PLの一人、Aはヴィランと戦うのが生き甲斐になっていて戦いさえできれば後は知った事じゃない、という設定のキャラを作った
勿論PLとしては調査も戦闘も他のPCと協力するし、話も盛り上げるしで悪い点は無かったと言える
対して同卓にいたBは模範的ヒーローみたいなキャラを作った
序盤から中盤にかけては「人のために戦わないお前をヒーローとは認めない!」「あー俺は自分ではヒーローと名乗った覚えはないんだがね」みたいな掛け合いで盛り上げてくれた
しかしPLのCが曲者だった
世界観的にヒーロー協会みたいなものがある、なのにヒーローとして登録してない、すなわち悪である、というびっくり三段論法を言い出してAを始末すると言い出した
そもそもAは別に登録してないなんて設定は出していないし
どうもABの掛け合いから飛躍した理屈を言い出したようだった
しかし引っ込みが付かなくなったようで「言質を取ったからAはヴィランのスパイなんだ」とか「俺のPCはそう認識したんだからしょうがない」とか言うわ言うわ
挙句「GMからもなんか言ってやって下さい!Aがこんなキャラにしたからいけないんだ!だからGMとしてAの設定を変えるべきだ!」と半泣きで振ってきた
それは筋が違うと言っても納得しなかった

最終的にヒーロー協会のお偉いさんNPCの口から「AのPCはきちんとしたヒーローだ」と説明したらなぜか、あれだけGMPLの関係だとギャーギャー言ってたのに不思議にすんなり治ってくれて、逆になんか怖かったよ
すごい温度感だったのがスッと冷静になって「ああ、そうだったんですか、なら良かった」と笑顔まで見せて

なおDはずっと地蔵やってました