>>407
吠えるライオンがこちらに襲って来ると思っていれば怖いまま
それは映像でこっちには来ないんだと分かれば恐怖はない

恐怖とは生き残るために必要な本能
自分に何か降りかかる可能性が消えない状態では消えない

脅威が消えない状態で慣れると言ってるのが今の作家

動物は脅威を発するものの距離感を学習し理解する
どの程度の距離だったら大丈夫か
映像で襲ってこなければ大丈夫だ
それを見極められれば、恐怖は減る
それは克服された状態
仕留められる距離まで近付いて来たら逃げられる
(それでも脅威が残る分恐怖が完全には消えない)
要するに脅威が残れば恐怖は消えない

その距離感が分からない状態は無限の恐怖心を持つ事になる
それはどこの距離にいても自分が仕留められる可能性を持つ訳で

恐怖の娯楽では恐怖をもたらすものは無限の力を持っていると思わせたい訳で
どの程度の実力を持っていてどうすれば進めるかばれては困る
またそのばれた力量が小手先でどうにかなる程度だったら何の恐怖も与えられない

3段階
A,力量が分からない、無限の力を持っている(未知への恐怖、無限大の恐怖)
B,力量が分かり自分より上(持ってる力の大きさ分だけが怖い、力の大きさが怖い)
C,力量が分かり対処出来る状態
今の作家の思う恐怖はC
対処出来る前提で登場する敵や怪物

Cの前提で出て来て言葉や身振り手振りだけで殺すぞと言ってる

それと主人公には勝てないまでもギリギリまで競って来るように調整する事が恐怖だと思っている
どんなに競って来ても自分より格下のものは格下のもの

負ける前提で見た目だけで強さをアピールするから、負け犬の遠吠えでしかない、それを受け手も理解してるから怖いと感じない

>>410
慣れると克服は正反対
慣れるというのはマンネリ化して当たり前になる事
克服というのは対処手段を持つ事
高い場所から飛び込むのを恐れているのなら
ずっと何もしないでただ立っていればいつか慣れるという意味
克服とはそれを見極めて大丈夫だと理解する事
克服出来なければずっと怖いものは怖いまま
慣れる慣れないの問題はただ何もしないで同じ環境にいたら慣れる