注射器を恐れて逃げ回る大人はいないが(先端恐怖症者を除く)、たとえば
映画『SAW2』の、注射器で埋め尽くされたプールに人が突き落とされる
シーンは、語り草になるほど衝撃的だった。
身の毛もよだつとは正にあれ。
視聴者に針が突き刺さることは絶対にないわけだが

あの衝撃は「数千本の注射器」という、アイデアの威力による。
映像表現が新しければ新しいほど、人の感覚は現実との区別が困難になる。
恐怖を増大する最重要の鍵は、新規性(未見の度合の強さ)なのだが
君は新しいゲームは「絶対」おもしろくならない、そう主張するような
稀に見る変人だから、やはり同意しないだろうな