王様
「ホッホッホッ、今日は我が国の建国記念日じゃ、わが3人の娘達に、記念としてダイヤモンドをプレゼントするのじゃ、ホッホッホッ、さあ娘たちよ、欲しいダイヤモンドの数を言うのじゃ、ホッホッホッ」

長女
「お父様、わたくしはダイヤモンド、100万個欲しいですわ」

王様
「おお、そうかそうか、ではダイヤモンド100万個、直ぐに準備させるとするかのぉ、ホッホッホッ」

次女
「あらあらお姉さま、欲がございませんのねぇ、・・・お父様、私はダイヤモンド、1000万個欲しいですわ」

王様
「おお、そうかそうか、ではダイヤモンド1000万個、直ぐに準備させるとするかのぉ、ホッホッホッ」

三女
「・・・・・」

王様
「どうした? お前はいくつほしいのじゃ? ホレ、言うてみろ」

三女
「お父様、わたくしは1日の日にダイヤモンドを1個、ください・・・・・」

王様
「どうした? たったそれだけでいいのか? ン?」

三女
「そして、2日の日に2個、3日の日に4個、4日の日に8個、といった風に、日々倍倍にしていってください、それは、1日から31日までの1ヶ月だけでかまいません・・・・・」

王様
「おお、そうかそうか、ではダイヤモンド1日から31日までの日の日程で準備させるとするかのぉ、ホッホッホッ、全く欲のない娘じゃのぉ、ホッホッホッ」