1000円ハッキング
米国防総省の高官は14日、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍に目立った進軍がみられないとの見方を示した。抵抗を続けるウクライナ側に対し、前進を阻まれたロシア軍は郊外から都市部を包囲して長距離攻撃を増やし、無差別で暴力的になりつつあるという。
高官によると、ロシア軍の進軍が停滞しているのは「ウクライナの抵抗によるところが大きい」という。一部の部隊は意図的に進軍を止め、再攻撃にむけ編成を立て直す動きもあるという。首都キエフに複数方面から向かう部隊は中心部まで最短で15キロの地点に迫ったまま、3日前から特段の前進をみせていない。 立花孝志氏
NHKの受信契約に関する個人情報を不正に取得したなどとして、不正競争防止法違反や威力業務妨害罪などに問われた旧NHK党(政治家女子48党)元党首の立花孝志被告(55)の上告審で、最高裁第3小法廷(今崎幸彦裁判長)は22日付の決定で、無罪を主張していた被告の上告を棄却した。懲役2年6月、執行猶予4年とした1、2審判決が確定する。小法廷は「上告理由に当たらない」とだけ述べた。裁判官5人全員一致の判断。
1、2審判決によると、立花元党首は2019年9月、NHKから受信料の集金を委託されていた男性(29)=不正競争防止法違反で有罪確定=の業務用携帯端末に記録された契約者情報50件をビデオカメラで撮影してNHKの営業秘密を不正に取得。同11月にNHKに電話し、契約者情報をインターネットに拡散すると告げて業務を妨害した。
立花元党首は「NHKを改める政治家としての正当な業務行為」と訴えたが、1、2審判決はいずれも「他人の権利を不当に害する手段で、社会通念上相当とはおよそ言えない」などと退けた。