閉じた世界感に「これはこれで最高!やっぱりマザー凄い!」てならないのがちょっと辛い。
明るくほのぼのをしっとり覆う悲しさと、世界に忍び寄る謎の黒幕がマザーの特徴なのに、
3は暗さを覆う過去の遺産と、すぐ解る黒幕、本筋なのにグッと来ない島の謎。
唯一しっくり来たのは三作品の中で一番タイトルに相応しい内容だった事。これもイチャモンつけりゃ「直接すぎて逆に意味が薄っぺらい」になる。
3は別モノとの感想には確かに解るけどこれほど前作を継承してるとどうしても比べてしまう。手直しして

山奥に住むどこか悲しみを持つ父とそれを知らない無邪気な子とその相棒の犬の三人暮しから始まって、
ある出来事をきっかけに亡き母の真相と、本当は双子の兄がいて生死も行方も解らない事を父が子に諭し、
不思議な力を持つ子は犬と共に旅立つ。

島を星全体に拡大してテレポートあり、軍隊無し、ポーキーも無しか傀儡で宇宙人黒幕、仲間はいつもの各町から。
兄とは中盤か終盤戦うが目覚めて仲間に。最終盤で共に真のラスボスと戦い、
いつもの知り合ったみんなのパワーと母の愛でボス弱体化(あくまで死なない)、自力で戦いなんとか勝利。
母は死んだけど、双子の不思議な力で常に母を感じる事が出来るからハッピーエンド。

これならハマれたかも・・・。