>>42 >>46
10bitの話は色深度であってダイナミックレンジとは関係ないよ。

RGB各色の最低〜最大を0〜255の256段階で表示するのが8bitであって、10bitになると0〜1023の1024段階できめ細かく表示できるということ。
明るさが非常にゆっくりと変わるグラデーションの部分でバンディング(帯)が出るか出ないかの違い。
最低〜最大の明るさの差の話ではない。

液晶シャッターの開口度制御だけで各ピクセルを本当に1024段階に表示できるのがTrue 10bitで、1/60秒間ずっとその色を表示できる。
現状ほとんどの10bitモニタは8bit制御のシャッターを1/60秒をさらに細分した時間で時分割処理して表示することで10bit相当にしている。
つまり最低でも4倍、1/240秒で制御する。それが8bit+FRC。
人間の目では1/60秒以下の時分割制御は見分けられないから、実用上は影響ない。

10bitの色深度を使うには、OS、グラフィックカード、モニタ、インターフェース、アプリケーションソフトとファイル形式のすべてが10bitに対応していなければならない。
Windows 10 + Quadro + 10bitモニタ + DisplayPort + Photoshop CCで.psdファイルを開いた場合など。
>>46 のリンク先に掲載されている.psdファイルを開いて27段階の帯が見えるなら8bit環境。10bitでは108段階なのでさすがに帯は見えない。
https://cdn.photographylife.com/wp-content/uploads/2014/07/10-Bit-Test-Ramp.zip

ダイナミックレンジが大きくなれば、当然1/256の輝度差も大きくなるのでグラデーションの帯も見えやすくなるはずだが、
上記のような環境が揃わないと10bit深度は活かせないので一般の人には何の関係もないと言ってよい。