bose soundlink revolveを買ってその音に驚いたぼくは、昔買ったステレオシステムを押入れから引っ張り出し
聴き比べてみた。ジャズからロックまで。
そのステレオシステムは8万のマランツのcdプレイヤー、定価10万のサンスイのアンプ、
5万のオンキョーのスピーカーという構成。
さすがに総額25万もするステレオシステムが、3万も満たないポータブルブルートゥーススピーカーに
負けるわけがないだろうという思いは、音を流しはじめた直後すぐに消えた。
まず、低音はrevolveのほうが出ている。revolveはmini2に比べて低音が少ないと言われてるが、
それでもステレオシステムより圧倒的に低音の迫力やパンチがある。
音質や解像度ではさすがにステレオシステムが上だか、そんなこと気にならなくなるくらい圧倒的に違った点があった。
それは、音の「生っぽさ」リアルさだ。
ステレオシステムは、例えていうなら、録音された音源をスピーカーを通してそれをマイクで拾った音を聴いてるという印象に対し、
revolveは目の前で生演奏を聴いているという錯覚に陥るくらい、音がとにかく生々しくて、リアルで、迫力があり、
そのため聴いていてとても楽しい。ずっと聴いていたくなる。心地いい。
対してステレオシステムは録音した音をモニタリングしてるという感覚になってきて、退屈になってくる。
revolveの音の生っぽさからくる迫力とそれによる聴いてて楽しい、心震えるワクワクする感覚は、
ステレオシステムのレンジの広さ、音質の良さがどうでもよくなるほど、霞んで見えるほど圧倒的だった。
これがboseの音といわれるものかもしれないが。revolve一台あれば、クラシックからジャズやロックまで
自分のためだけに部屋で生演奏してくれているという錯覚を味わうことができる。これはすごい。