普段読書する習慣がない私は運動が出来なくなっていたのと同様に有り得ないレベルで本を読めなくなっていた。

文字を目で追っても内容が全く頭に入ってこない上、5分もすれば集中力も切れてしまう。
次の日になると内容を覚えていないので少し戻って読まなくてはならない。
結果、全然進まないのだ。

数式も同じ。
数学なんてずっとやっていないから忘れているし、数式を理解できない。
勉強し直さなきゃダメだと思った私は確率統計など、直接関係ありそうなところから勉強し直し始めた。
しかしこれも本を読むのと同じ、全然進まない。

数学は過去に学んだ事だから時間をかければ理解できなくはない。
だけど、実際には理解した気になっているだけで理解できていない。

結局、理屈を理解するだけじゃなくて繰り返し解くことで身につける事が必要なのだ。
学校で学んでいたときのように繰り返し問題を解かなくては自分の中で当たり前にならないのだ。
そして当たり前になっていない物は応用できないのだ。
毎日続ける事で学べるようになる(と思いたい)

運動とお勉強は違うかもしれないけど、運動は何年もかけてあるトレーニングできるなってきた。
恐ろしい事にトレーニングができる体になるまでのトレーニングが必要だったのだ。

本を読むのも続けていると少しずつ読むのが速く、集中して読める時間が長くなっていく。
それでも読み進めるのが恐ろしく遅いんだけどね。

数学のお勉強はまだ始めて間もないからよくわからないけど、やはり根本的なトレーニングの必要性を感じたので中学生向けの参考書と問題集を買ってきて解説を読んでは問題を解いている。