140 :名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 20:31:32
国内のエイズウイルス(HIV)感染者・患者数が累計1万5000人を突破する中、
大阪府内で今年、新たに判明した感染者・患者数が212人と過去最多を記録したことが29日、
府立公衆衛生研究所のまとめで分かった。200人を突破したのも初めてで、
数字には表れない「潜在感染者」も拡大しているとみられる。

半年以内に感染した初期感染者も約1割おり、12月1日の「世界エイズデー」を前に、
専門家は「氷山の一角。感染は確実に広がっている」と危機感を募らせている。



141 :名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 20:34:37
■5年で倍増

国内の感染者・患者数は、調査を始めた昭和60年以降、年々増加。
今年9月までの累計で1万5037人に上っているが、感染の判明自体を恐れて検査を避ける
「潜在感染者」はさらに多いとみられる。
HIV疫学と予防に詳しい京大医学部の木原正博教授(社会疫学)は3〜4万人と推定。
「感染者は4〜5年で倍増しており、潜在感染者も同じペースで増加する可能性がある」と指摘している。

感染原因は同性間の性的接触が42%を占める一方、異性間の接触でも35%に上り、
特に若い世代に目立つという。
府内でも感染者・患者数は増加の一途をたどっている。
中でも、献血する際の2次感染予防検査で見つかるケースが他府県と比べて多く、
その割合は、全国で今年新たに確認された86人のうちの約23%にあたる20人。

HIV検査を目的に献血する「不適切利用」が多いのが原因とみられる。