>>257
違う

attr()はその名の通り要素の属性値を変更するもの
DOM APIで言えばsetAttribute/getAttribute相当のもの

それに対してcss()は、要素の属性値ではなくDOMのstyleプロパティの値を読み書きしている
style属性とstyleプロパティは、そのまま一対一で対応しているわけではない

例えば <span style="background: border-box">と属性で指定した時、
element.style.backgroundColor は initialとなる。属性には何も書いていないのに設定される

さらにcss()による読み込みは単純にstyleプロパティを読み込むだけじゃなく
window.getComputedStyle() を使って最終的なスタイル情報を取得している。

具体的に言うと span { color: red } 、<span style="background-color: blue">
とあった時、attrでは"background-color: blue"としかわからずcolorがredであることは分からないが、
css()ではcolorがred(正確にはChromeではrgb(255,0,0))ということがわかる

またcss()による設定もDOM API的にはelement.style.color = 'red' のような形で実行される
それが最終的に要素の属性に反映されるのだろうがそれはブラウザがやっていることで、どういう属性になるかは不明
例えば .css({borderTop: '1px', borderBottom: '1px', borderLeft: '1px', borderRight: '1px'}) とすると
style="border-width: 1px; border-style: initial; border-color: initial;" となった(Chromeの場合)

またcss()は一部のプロパティに対してはベンダープレフィックスを自動的に追加する機能も持っている

まとめるとattr()は要素の属性をそのまま読み書きするもので、
css()は、読み込みはDOMが解釈した要素の(実際の)スタイルを読み書きし
要素の属性をそのまま読み込んだり反映したりしているわけではない

要素の属性をそのまま変えたいときはattr(), DOMのstyleプロパティとして変えたいときはcss()
使う目的が違っている