>>341
1.Let obj be OrdinaryObjectCreate(%Object.prototype%).
Let X be YとはXをYとおく、つまるところX = Yということ
OrdinaryObjectCreate(%Object.prototype%)はプロトタイプをObject.prototypeとした一般オブジェクトを作る処理
プロトタイプをObject.prototypeとした一般オブジェクトとはつまるところ「 { } 」のこと
つまり obj = { } ということ

2.Perform ? PropertyDefinitionEvaluation of PropertyDefinitionList with arguments obj and true.
Performとは実行すること、PropertyDefinitionList のPropertyDefinitionEvaluationという処理を、1.のobjとtrueを引数として渡して実行
つまり PropertyDefinitionList.PropertyDefinitionEvaluation( obj, true ) ということ
Performの後の?はReturnIfAbrupt処理の省略記法
JSの内部的には何か処理をするたびに、渡された値が期待したものでなかった場合など、エラーが起こりうる
しかし、内部処理を途中で中断することは、エンジンのハングアップや強制終了を意味するのでそれはできない
正しい処理ができたときは、正しい値を普通に返すのと同じく、問題が起きたら問題が起きたという値を返さないといけない
それを判断しているのがReturnIfAbruptであって、正しい処理なら次へ進み、そうでなければ例外を呼び出し元へ返す

つまり、3.Return obj.と合わせるとこういうこと
try {
PropertyDefinitionList.PropertyDefinitionEvaluation( obj, true )
}
return obj