とりあえず、海外のイラストレーターは、きちんとアカデミックな教育を受けていて西洋絵画の伝統的な技法を習熟してる。
その上で、作品に関してはクライアントの意向によるところが大きいか全て。
時間の制約や、大衆の意識、いろんなものに影響されるし、画家自身もファインと商業で意識的な違いを感じて取り組むものだと思う。

でも、実際のところ区別はかなり曖昧だと思う。
ロックウェルも当時はイラストレーターとして扱われたが、今ではクライアントやその画の背景となるビジネスから離れて、その作品だけが画集なんかに収められて現代美術の一部として収まってると思う。
ミュシャとか。

今後は、CGアーティストなんかのテクノロジーを利用したアーティスト、作品がそういう美術史の一部になってくんだろうし、そこに議論が起きるのかな。