3日に放送された情報バラエティ番組『マツコの知らない世界』では、
日夜ウィキペディアを編集している「ウィキペディアン」を特集。知られざるウィキペディアの裏側に、
多くの反響が寄せられていた。誰もが一度は閲覧したことがあるインターネット百科事典「ウィキペディア」。
その中でも熱心に記事の執筆・編集活動を行っている人は「ウィキペディアン」と呼ばれる。
番組ではそんなウィキペディアンの1人・さえぼーさんをゲストに、知られざるウィキペディアの裏側や、
ウィキペディアのさらなる楽しみ方を紹介した。現在ウィキペディアは300以上の言語で書かれているが、
さえぼーさん曰く、日本人はアメリカに次いで世界で2番目にウィキペディアを読んでいるという調べ物好きな国民性。
例えば、去年1年間で特に多く閲覧された記事は「米津玄師」「半分、青い」「ポプテピピック」など。
ありとあらゆる事柄が記事化されていそうな一方で「渋谷スクランブル交差点」
などいかにもありそうな記事は2019年まで誰にも書かれていなかったそうだ。番組では、
普段ウィキペディアを利用する人でもなかなか知らないという、ウィキペディアをもっと楽しむ方法を紹介。
・検索欄に「珍項目」と入れる
珍項目とは、一風変わったユーモラスな記事ばかりを取り扱う項目。「パンツ一丁」「激おこプンプン丸」
「お姫様抱っこ」など、普通の百科事典にはまず乗っていないであろう記事が数多く並んでいる。
・トップページを見る
普段からウィキペディアを利用する人でも、意外と見ないのがトップページ。
「今日の一枚」で写真を楽しんだり、「選り抜き記事」から秀逸な記事を読むことができる。
・「秀逸な記事」を読む
ベテランのウィキペディアンたちが投票によって選んだ、クオリティの高い記事。
ページ上部に青色の星マークがついているものが「良質な記事」で、金色の星がついているものは
「秀逸な記事」と呼ばれ、秀逸な記事に関しては、まだ日本語のページには88件しか存在しないそうだ。
多くの人たちの知的好奇心を影から支えているウィキペディアンの活動を見たネットユーザーからは
「こういう人たちが記事を編集してくれてたのか」「いつも感謝してます、ありがとう」といった感想が寄せられていた。
「ウィキペディアンすげー」「ウィキペディアンの方々いつも本当にありがとうございます…!!」